SEOに効果的な内部リンクのやり方とは?
内部リンクとは、自社のホームページ内でのリンクの事です。外部リンクと違い、自分のホームページの事なので、変更することができ、SEO対策としても大変有効です。
ここでは、内部リンクについて説明するとともに、効果的な内部リンクのやり方について説明していきます。
SEOにおける内部リンクのメリット
アンカーテキスト(リンクテキスト)とは、その文字をクリックすると、自社の別ページへのリンクが張ってあり、キーワードに関連のある別ページに飛ぶテキスト部分のことです。
サイト内のどのページからも、アンカーテキストによる内部リンクを貼って、トップページに誘導すると、アンカーテキストに使ったキーワードで上位表示をすることができるのです。
そのため、アンカーテキストに上位表示させたいキーワードを含めるのは、SEOの内部対策においてとても効果があるとされています。
Googleなどの検索エンジンはアンカーテキストに頻出するキーワードをページ内の重要な部分と認識します。それは、そのホームページの目的に沿ったキーワードであれば、頻繁に使われるキーワードとして、アンカーテキストで、リンクを貼る機会が増えるだろうと、検索エンジンが理解しているためなのです。
内部リンクは、ホームページ内のページ数が増えるほど、効果が上がります。ページが万単位に及ぶ場合は内部リンクの効果は絶大になるでしょう。
もう一つの効果は、ホームページの滞在時間が長くなることです。他のページへのリンクが貼ってあれば、ユーザーが次々と違うページをクリックしていき、滞在時間が長くなるだけではなく、ホームページ内の閲覧するページ数も増えます。
検索エンジンは、ホームページに長くユーザーが滞在していることで、このホームページはユーザーが必要な情報をたくさん提供していると認識し、検索順位が上がる事にもつながっていきます。
SEOの内部リンクに必須のグローバルメニューとサイドバー
内部リンクでは、メニュー構成についても考える必要があります。以下に、簡単なページ構成を表にしたものを表示してあります。
グローバルメニューは基本的に、ホームページ名(ヘッダ)のすぐ下に位置しています。
どのページを開いたときにも表示され、リンクが貼られている部分です。サイドバーも同様に、すべてのページで、表示されるようになっています。
検索エンジンは、規模の大きいサイトの場合は、内部リンクが貼られているところの評価を上げる傾向があります。そのため、どのページからでもリンクできるように表示されているグローバルメニューやサイドバーに使われているキーワードは、そのキーワードが重視され、上位表示されやすくなるのです。グローバルメニューやサイドバーには、自分が上位表示させたいキーワードを使う必要があるのは、そのためです。
グローバルメニューの数は5個~7個、サイドバーは、10個~20個までが良いとされてますので、メニューの数についても留意しましょう。
SEOの内部リンクとサイトマップ
>サイトマップとは、サイトのウェブページを指定して、Googleや他の検索エンジンにサイトのコンテンツの構成を伝えるファイルです。サイトマップは検索ユーザーのためというよりも、検索エンジンのためのファイルとも言えます。
Googlebotなどの検索エンジンのウェブクローラは、このファイルを読み込んで、より高度なクロールを行います。
Search Console ヘルプ>3. サイトの管理、監視、保守を行う>サイトマップについてサイトマップについてさらに詳細を知りたい場合は、上記のリンクをご参照ください。
SEOの内部リンクに欠かせない、パンくずリストとは?
パンくずリストとは、今、閲覧しているページが、ホームページ全体の中のどこにあるのかを、階層構造で順に並べて簡潔に記したものです。トップページからそのページまでの経路を示すことにより、訪問者がホームページどこにいるか直感的に把握するのに役立ちサイドバーます。
ページ数が多いホームページでは、ページ群全体が大きなカテゴリに分かれ、その下に何階層かの小カテゴリ、個別のページ、という形の階層構造で管理する場合が多くあります。
パンくずリストは、各ページの上部に、そのページの属するカテゴリのメインページへのリンクを「トップ>カテゴリ1>各個別ページ」のように順番に並べたものを表示して、アンカーテキストとしてリンクを貼ります。
パンくずリストは、ユーザーが今いる位置をわかりやすくする、という事と、内部リンクを増やし、上位表示を狙うSEO対策ができるという事の二つのメリットがあるのです。
区切りの記号は「>」(大なり記号)、→矢印などが多く見られます。
パンくずリストは大きなフォルダから小さなフォルダへのナビゲーションのため、ホームページ全体として見たとき、他にどんなカテゴリがあるかなどがわかりにくいので、ナビゲーションができるメニューと組み合わせてページのデザインをする必要があります。